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一般小児科

当クリニックの一般小児科診療

一般小児科診

かぜ、胃腸炎などの感染症、起立性調節障害、不登校などの思春期の病気、夜尿症など全般に対応しています。
乳幼児をはじめ多くのお子さんが小児科クリニックを受診するのは、発熱、咳、鼻水、下痢、嘔吐など感染症のためです。感染症の多くはウイルスによるものが多く、インフルエンザやみずぼうそう以外に効果的な薬はありません。体温を上げるなど自分の免疫力を高めウイルスと戦い自然回復を待ちます。その間は症状に応じた処置や投薬などの対症療法を行います。当クリニックでは患者様を丁寧に診察し、必要な検査をし、科学的根拠に基づいた適切な治療を行います。詳細な検査や高度医療が必要なときは、大学病院や地域基幹病院へご紹介するなど適切な対応をとらせていただきます。

子どもに多い感染症カレンダー

以下に子どもによくみられる症状と対応法を載せておきます。参考にしてください。

こどもによくみられる症状

当クリニックでは「こどもの病気」と「こどもの薬」シリーズというものでいろいろな病気や薬について解説しています。どのようなものがあるかは病気と薬のページをご覧ください。必要な項目や興味のある項目がありましたら受付にお申し出ください。

熱が出たとき

小児科の病院へかかる症状のうち最も多い症状です。原因としては感染症(広い意味での風邪)がほとんどです。では、なぜ感染症にかかると熱が出るのでしょうか?自分の体温を上げて抵抗力を上げ感染症の原因(病原体)を退治しようとするからです。元気なら熱が上がると手足や顔が赤くなり汗をいっぱい書くことで熱を放散し体温を下げますが、感染症の時は熱を下げる反応ではなくさらに上げる反応が起きます。手足が冷たくなり顔色も悪くなります。汗もあまりかかなくなり、寒く感じ震えます。これらは熱を高くする反応です。このようなときに厚着をしたり布団をいっぱいかけたりすると熱を放散できず、さらに熱が上がってしまいます。熱が高くとも機嫌もまずまずで水分が取れ、しっかり眠れているようであればあまりあわてる必要はありません。以下のような対応をしてください。

水分をしっかりとらせてください。
部屋を涼しめにしてください。
薄着をさせてください。
布団もあまりかけないでください。はいでしまうようなら無理にかける必要もありません。
わきの下や足の付け根などを積極的に氷嚢や保冷材などで冷やしてください。
それでもつらそうな時は解熱剤を使ってください。ただし、解熱剤は平熱にするためではなく、つらい高熱から少し下げ楽にする薬と理解してください。

咳が出たとき

熱と並んで小児科の病院にかかる代表的症状です。風邪やインフルエンザなどの感染症の時や気管支喘息などの時にみられます。気道の分泌物や異物を排除し気道の閉塞や気道の感染を予防する反応です。適度の咳は必要なもので、無理して止めないほうが良いことも多いです。特に小さなお子さんの場合は気管も細いので無理に止めてしまうと痰が詰まって重度の肺炎になってしまうことや呼吸困難になってしまうこともあり注意が必要です。
百日咳などのようにひっきりなしに咳が出てしまいそれが苦痛になる場合は積極的に咳止めを使うことはありますが、痰を出しやすくするような去痰薬や期間を広げる気管支拡張薬を使うことが多いです。
夜間ひどくなり起きてしまう咳やせき込んで嘔吐してしまうときなどは注意が必要ですが、少しくらいの咳では水分をしっかりと取り、加湿を十分にして経過を見てください。

鼻水が出たとき

鼻水もかぜなどの感染症の時や花粉症などのアレルギー疾患、そして外気温の低下、湿度変化、たばこの煙などの外的刺激が加わった時などにみられます。感染症やアレルギー疾患の時などは、鼻についた刺激物を洗い流す働きもしています。
よく使われる鼻水を止める薬(抗ヒスタミン薬)は鼻の粘膜を乾燥させて鼻水を止めます。しかし、粘膜を乾燥させるということは鼻が詰まりやすくなるということです。特に2歳未満のお子さんはまだ口呼吸が十分にできなく、鼻が詰まると呼吸困難になってしまうこともあります。安易に鼻水を止めるのではなく、さらさらにして早くきれいにしてしまうという考えもあります。

下痢をしたとき

下痢も小児科受診の理由として多いものです。慢性の下痢もありますが、ほとんどは急性の下痢です。急性の下痢の多くは、感染症や中毒などによるもので、腸管の中に入った汚い(不要な)ものをなるべく早く体の外に出してしまおうという反応です。
以前は下痢を止める薬(止痢剤)を使ってなるべく早く下痢を止めるような治療が行われていましたが、現在は整腸薬を使用し治まるまで待つという治療が主流です。
では、どういう下痢が注意すべき下痢なのでしょうか?赤い便や黒い便は血が混ざっている可能性が高いので注意が必要です。白い便はロタウイルスによる腸炎(以前は重症になりましたが、ワクチンの導入で重症例は減りました)や肝臓の移植が必要になる病気が隠れていることもあるので病院を受診するようにしてください。
腸管のダメージの程度によっては1~2週間下痢が続いてしまうこともあります。

嘔吐(吐いたとき)

嘔吐も様々な原因で起こる症状です。高い熱が出て吐いている場合は髄膜炎などの病気も考えなくてはありません。しかし、お子さんが吐いている場合一番多い病気は感染性の胃腸炎です。嘔吐をして、ぐったりとしているときには脱水になっていることも考えられます。“おしっこは出ているか?”“おしっこが最後いつ出たか?”などを考えてください。
吐いたときには、吐いたものがのどに詰まらないように横を向かせてください。吐き始めて脱水を心配するあまり、どんどん水分を与えるご家族がいますが逆効果です。この様な時は“一度お腹を休める”ことが重要です。吐いたら2時間程度は飲食させずにその後少量の水分から始めてください。それまで我慢できずにどうしても何かを欲しがる時には、小さな氷片や氷のアイスなどを少量口に含ませてあげてください。冷たくて大丈夫なのかというご質問をいただきますが、少量であれば胃に入るまでに温まってしまいますので心配しないでください。はじめは経口補水液、イオン飲料、水、麦茶などをスプーン1杯(ペットボトルのキャップ)くらいずつ5~10分間隔で数回飲ませてみてください。さらなる嘔吐がなければ1回の量を徐々に増やしてみてください。
ぼーっとして話しかけに反応しないときやおしっこが半日ないようなときは出ていないようなときは急いで受診しましょう。頭を打った後に嘔吐が始まった時は急いで救急病院を受診してください。

おなかが痛いとき

  • おなかが痛くなる病気もいっぱいありますが、その代表的なものは急性腸炎と便秘です。虫垂炎(盲腸)や腸閉塞などもありますが、重症の場合は歩けなくなる(歩くとおなかに響く)ことが多いです。虫垂炎は一般的に右の下腹部を痛がりますが、初期には違う場所を痛がること、小さいお子さんは場所をしっかり指摘できないなども考慮する必要があります。
    急性腸炎の時は、先の下痢のところで説明したように、汚いものを便と一緒にどんどん出そうとするのですが、動きの悪い場所を便が通過するときに痛みを感じます。少し時間がたつと痛みが和らぐことも多いです。
    便秘と思っていないけど、レントゲンを撮ると便がいっぱいたまっていることもよくあります。普段から便が固い(コロコロ便)子どもや、トイレに入っている時間が短い子どもや反対に非常に長い子どもは便秘のことがあります。
    おなかが痛いときは、まずトイレに行ってみてください。便やおならが少しでも出ると痛みが和らぐことは多いです。便秘といわれているお子さんは、浣腸を常備しておくといいでしょう。
  • 他にも病気や症状、治療について解説した【こどもの病気シリーズ】や【こどもの薬シリーズ】をご用意しています。どのような内容があるか詳しくお知りになりたい方は「病気と薬」のページをご覧ください。
    受付には【こどもの病気シリーズ】や【こどもの薬シリーズ】のパンフレットをご用意してあります。ご入用の方は受付にお声をかけてください。
非常勤医
戸津五月(月曜日)/金澤早苗(木曜日)
診療科目
小児科、アレルギー科
電話
03-5879-9124
所在地
〒132-0021
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